|
本ワークショップは、現在、医薬品の開発に不可欠となっている薬物動態の解析法に関して、その理解を深めるとともに、実際の医薬品開発業務により有効に利用していただくことを目的とした実践的コースであります。本年は第10回目の開催であり、これまでの9年間の経験を基に、さらに充実した内容のコースを提供いたします。
本ワークショップでは、この分野のエキスパートの先生方を講師としてそろえ、薬物動態解析の理論とノウハウに関して、実践に即した内容で講義・演習を行います。講義は薬物動態に関する基礎から応用までを項目ごとに取り上げ、特に基礎の部分では、受講者のレベルに合った講義を行うことにより、薬物動態解析に関する初心者から上級経験者に至るまで有意義な内容となる様プログラムを設定しております。講義後には、受講者のレベル毎に少人数のクラスに分かれ、実際にコンピューターを用いて動態解析に関する問題を解く演習の時間を設けることによって、個々の理解を深めるとともに、受講者全員が実践に役立つ技術を習得することを目指します。演習の際には、クラス毎に2〜3名のチューターを配し、個々の受講生の理解度を見ながら納得の行くまで指導を行います。 さらに今年は、医薬品開発におけるPK解析の実際について、最近のトピックを交えながらの話題提供を企画しています。
<本ワークショップは今年で最後の開催となります>
本ワークショップには、これまで製薬企業の動態研究者を中心とした多くの方々に参加していただきました。毎年の参加者を平均30名としても、これまでにすでに300名近くの方が本ワークショップでの動態解析に関するトレーニングを受けられたことになります。したがって、本ワークショップの立ち上げ当初の「日本の製薬企業における動態研究のレベルを向上させる」という目的はほぼ達成されたのではないかと思われます。また、今年は10回目という節目の年でもあることから、本ワークショップの開催は今年でいったん終了させていただこうと考えております。
したがいまして、動態解析を基礎からきちんと勉強したいと考えておられる方、また解析法等に関するさらなるスキルアップを希望される方は、是非とも今年のワークショップに参加いただければと思います。本年度の参加申し込み案内、ワークショッププログラムをご覧いただき、ふるってご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
ワークショップ顧問:杉山 雄一(東京大院・薬)
講師主幹:山下 伸二(摂南大・薬)
運営主幹:ディ・スリー研究所 堀江 透
|